Python 3 エンジニア認定基礎試験 問題集

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 Python 3 エンジニア認定基礎試験 対策公式出題範囲 主教材『Pythonチュートリアル』第4版(Python 3.9 公式ドキュメント)準拠

Python 3 エンジニア認定基礎試験の日本語問題集。全180問に解説つき。

Python 3 エンジニア認定基礎試験 無料問題 7 / 10 ・ 分野5: 5章 データ構造

del 文の説明のうち、誤っているものはどれか。

  1. del a[:] は a.clear() と等価で、名前 a を残して全要素を取り除く
  2. del 文は辞書にも使え、del d[k] でキー k とその値のペアを取り除ける
  3. del a の後で名前 a を参照すると、別の値を代入し直すまでエラーになる
  4. del a[0] は先頭の要素を取り除き、a.pop(0) と同じく取り除いた要素の値を返す
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正解: D

正解の理由
チュートリアルは、del 文を「値を指定する代わりにインデックスを指定して」リストから要素を削除する方法として紹介し、pop() メソッドと違って値を返さないと明記している。del a[0] は先頭の要素を取り除くが、取り除いた値は返らない。取り除いた値を使いたいときは a.pop(0) を使う。

違う選択肢
「del a[:] は a.clear() と等価で、名前 a を残して全要素を取り除く」… 正しい記述である。list.clear() はリスト中の全ての要素を削除するメソッドで、チュートリアルは del a[:] と等価だと書いている。どちらも実行後には空のリスト a が残る。
「del 文は辞書にも使え、del d[k] でキー k とその値のペアを取り除ける」… 正しい記述である。チュートリアルの辞書の節は、del で key: value のペアを削除できると書いている。
「del a の後で名前 a を参照すると、別の値を代入し直すまでエラーになる」… 正しい記述である。del は変数全体の削除にも使え、チュートリアルは、del a の後で名前 a を参照すると、別の値を a に代入するまでエラーになると書いている。

del の形の整理
del a[i] は1つの要素、del a[:] は全要素を取り除き、名前 a は残る。del a だけは名前そのものを消す。del は文なので、値を受け取る書き方(x = del a[0] のような形)はできない。

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