AWS Certified Solutions Architect - Associate 問題集

AWS 認定資格 AWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA-C03)試験対策SAA-C03(2026年9月27日時点の公式Exam Guide)準拠

AWS Certified Solutions Architect - Associateの日本語問題集。全180問に解説つき。

AWS Certified Solutions Architect - Associate 無料問題 4 / 10 ・ 分野2: レジリエントなアーキテクチャの設計

取引先からのファイルを、いまは1台の EC2 で動かす SFTP サーバーで受けている。このサーバーが止まると受け取りが止まる。取引先の SFTP クライアントの設定は変えさせたくない。受け取りの可用性を上げ、サーバーの OS やソフトの面倒を見る作業もなくしたい。受け取ったファイルは S3 に置く。どうするか。

  1. SFTP サーバーの EC2 を Auto Scaling グループで複数の AZ に置き、OS とソフトの更新は定期の仕組みに任せる
  2. S3 File Gateway を置いて保存先を S3 にし、取引先からの SFTP の接続をゲートウェイで受けて、設定のまま送らせる
  3. Transfer Family のウェブアプリに移して保存先を S3 にし、取引先の SFTP クライアントの接続もウェブアプリで受ける
  4. Transfer Family の SFTP サーバーエンドポイントに移して保存先を S3 にし、いまのホスト名をエンドポイントに付け替える
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正解: D

正解の理由
Transfer Family は、SFTP・FTPS・FTP・AS2 とブラウザでの転送を、S3 や EFS へ直接受け渡すフルマネージドのサービスである。ガイドは、サーバーのインフラを動かさずにファイル転送のプロトコルを話すサーバーを使え、利用者のクライアントと設定をそのまま保って移せる、と書いている。サーバーの場合は、ホスト名をサーバーエンドポイントに関連付けてから利用者を足す。基盤は最大3つの AZ にまたがり、自動でスケールする冗長なフリートが接続と転送の要求を受ける。1台の EC2 が止まると受け取りが止まる、という弱点と、OS やソフトの面倒の両方がなくなる。

違う選択肢
「SFTP サーバーの EC2 を Auto Scaling グループで複数の AZ に置き、OS とソフトの更新は定期の仕組みに任せる」… 複数の AZ に置けば1台の障害には耐えられるが、SFTP のソフトを載せた EC2 を自分たちで動かし続けることに変わりはない。AMI の作り直しやソフトの設定の管理は残る。ガイドは、Transfer Family ならファイル転送のサーバー基盤を動かす必要がない、と対比している。
「S3 File Gateway を置いて保存先を S3 にし、取引先からの SFTP の接続をゲートウェイで受けて、設定のまま送らせる」… S3 File Gateway は、NFS や SMB のファイル共有として S3 を見せるゲートウェイである。SFTP の接続を受ける受け口は持たないので、取引先の SFTP クライアントからは送れない。送らせるには取引先の側で接続のしかたを変えることになる。
「Transfer Family のウェブアプリに移して保存先を S3 にし、取引先の SFTP クライアントの接続もウェブアプリで受ける」… Transfer Family のウェブアプリは、ブラウザから S3 のデータを扱うための、管理されたウェブの画面である。業務の利用者にブラウザで S3 を使わせる用途で、SFTP クライアントからの接続を受ける受け口ではない。取引先はブラウザでの操作に切り替えることになり、いまの設定のままでは送れない。

押さえどころ
Transfer Family の強みは「相手側を変えずに、こちら側からサーバーを消せる」ことにある。受け取ったファイルは S3 に入るので、そのあとの処理や分析は AWS のサービスでつなげられる。保存先は S3 と EFS から選び、第三者からのアップロードをデータレイクに集めるなら S3、ファイルシステムとして扱いたいなら EFS が例に挙がっている。同じサービスでも、ブラウザで使うウェブアプリと、プロトコルで話すサーバーエンドポイントは役割が違う。

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