G検定(ジェネラリスト検定) 無料問題 7 / 10 ・ 分野7: AIの社会実装に向けて
「アジャイルソフトウェア開発宣言」の背後にある原則(Principles behind the Agile Manifesto)が、要求の変更と、動くソフトウェアの届け方について述べる内容はどれか。
- 開発の後半でも要求の変更を歓迎し、動くソフトウェアを2〜3週間から2〜3か月の間隔で頻繁に届ける
- 要求の変更は契約の変更の手続きを経てから受け付け、動くソフトウェアは半年ごとの区切りでまとめて届ける
- 開発の後半であっても要求の変更を歓迎するが、動くソフトウェアは設計の文書が承認されてから届けはじめる
- 要求の変更は開発の前半のうちに受け付け、動くソフトウェアは計画した機能がそろってから1回でまとめて届ける
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正解: A
正解の理由
原則は、「要求の変更は、たとえ開発の後半であっても歓迎する。アジャイルの工程は、変化を顧客の競争の優位に変える」と書き、続けて「動くソフトウェアを、2〜3週間から2〜3か月という、できるだけ短い時間の間隔で頻繁に届ける」と述べる。さらに、ビジネスの側の人と開発者がプロジェクトを通して日々一緒に働くことを求める。計画を先に固めて順に進むウォーターフォールの進め方と違い、短い周期で動くものを届けて、ステークホルダーの反応から要求を見直していく。
違う選択肢
「要求の変更は開発の前半のうちに受け付け、動くソフトウェアは計画した機能がそろってから1回でまとめて届ける」… 原則は、開発の後半であっても要求の変更を歓迎すると書く。計画した機能がそろうのを待って1回で届けるのは、ウォーターフォールの進め方に近い。
「開発の後半であっても要求の変更を歓迎するが、動くソフトウェアは設計の文書が承認されてから届けはじめる」… 変更を歓迎する点は合っているが、原則は動くソフトウェアを頻繁に届けることを求め、包括的な文書より動くソフトウェアを重く見る。文書の承認を待つのではない。
「要求の変更は契約の変更の手続きを経てから受け付け、動くソフトウェアは半年ごとの区切りでまとめて届ける」… 原則は要求の変更を後半でも歓迎し、届ける間隔も2〜3週間から2〜3か月で短いほうを好むと書く。手続きで絞ったり、半年ごとにまとめたりするのではない。
押さえどころ
AI の開発は、データを集めて試すまで精度の見通しが立ちにくいので、小さく試して評価し、結果を見て次の手を決めるアジャイルな進め方と相性がよい。PoC(概念実証)で実現性を確かめてから本開発に進むのも、同じ考え方である。