ITパスポート試験 無料問題 5 / 10 ・ 分野2: マネジメント系
プロジェクトの進捗会議で、作業工程を分けて作業ごとに担当者を振り、時間軸に沿って並べたものを使って、どの作業が予定より遅れているかを確かめたい。これに使うものとして適切なものはどれか。
- ガントチャート
- WBS辞書
- アローダイアグラム
- リスク登録簿
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正解: A
正解の理由
文部科学省「情報Ⅱ」教員研修用教材の第4章は、プロジェクトの進捗を管理するためのツールの一つにガントチャートを挙げ、「作業工程を分割して,作業に担当者を振り,時間軸で可視化したもの」で、先行作業との関係性などを確認しながら作業の進捗を確認できると説明している。IT パスポートのシラバスも中分類10 の用語例にガントチャートを挙げ、活用例にプロジェクトのスケジュール管理を挙げている。
違う選択肢
「アローダイアグラム」… アローダイアグラムは、作業を矢線で表して前後関係をつなぎ、所要日数から全体の日数を決める最も長い経路(クリティカルパス)を求めるのに使う図である。日程の計画には使うが、作業ごとに担当者を振って時間軸に並べ、進み具合を確かめるものではない。
「リスク登録簿」… リスク登録簿は、FE シラバスがリスクの対象群の主要なアウトプットに挙げる文書で、特定した脅威と機会、その対応を記録する。遅れの原因になりそうな事象は書いても、作業の予定と実績を時間軸で並べるものではない。
「WBS辞書」… WBS 辞書は、FE シラバスがスコープの対象群のアウトプットに挙げる文書で、WBS で分解した各作業の中身を説明する。作業工程を分けた結果は分かっても、誰がいつ行い、どこまで進んだかは表さない。
似た図との違い
アローダイアグラムは「作業の順序と全体の日数」、ガントチャートは「誰がいつ何をしていて、どこまで進んだか」を見るのに向く。WBS で作業を洗い出し、アローダイアグラムで順序と日数を決め、ガントチャートで日々の進捗を追う、と組み合わせて使う。