情報セキュリティマネジメント試験 無料問題 2 / 10 ・ 分野1: セキュリティ
不審なメールの添付ファイルを、社内の端末とは切り離した保護された領域で動かし、システムが不正に操作されるのを防ぎながら挙動を確かめたい。この仕組みに当たるものはどれか。
- 侵入検知システム
- サンドボックス
- ハニーポット
- 侵入防止システム
正解と解説を見る
正解: B
正解の理由
用語集はサンドボックスを「砂場」の意味とし、アプリケーションを保護された領域で動作させることによって、システムが不正に操作されるのを防ぐセキュリティモデルと説明している。不審なファイルをこの領域で実行すれば、仮に不正なプログラムでも本来のシステムには手が届かず、その間の挙動を観察できる。未知のマルウェアの検査に使われる考え方である。
違う選択肢
「ハニーポット」… ハニーポットは、あえて攻撃者の侵入を許して攻撃者を欺いたり攻撃手法を分析したりする「おとり」のシステムである。攻撃者を招き入れる仕組みで、手元の不審なファイルを隔離して動かすものではない。
「侵入検知システム」… 侵入検知システム(IDS)は、不正な侵入を見つけて知らせる役割である。ファイルを保護された領域で実行させる仕組みではない。
「侵入防止システム」… 侵入防止システム(IPS)は、ネットワークやサーバを不正侵入から防御するためのシステムである。ファイルを隔離した環境で動かすものではない。
押さえどころ
似た語の区別: 動かして確かめる(サンドボックス)、おびき寄せて観察する(ハニーポット)、見つけて知らせる(IDS)、不正侵入から守る(IPS)。