LPIC-1 Exam 101 無料問題 2 / 10 ・ 分野1: System Architecture
systemd のマシンで、今回ではなく1つ前の起動のときに記録されたメッセージだけを journal から見たい。どれを実行するか。
- journalctl -b 0
- journalctl -b -1
- journalctl -b 1
- journalctl -b all
正解と解説を見る
正解: B
正解の理由
journalctl(1) の -b(--boot)は、特定の起動のメッセージに絞り込む。起動 ID を省いて数だけを渡すとき、0 以下の数は journal の末尾から数え、-0 が最後の起動、-1 がその1つ前になる。いま動いている起動が journal の最後の起動なので、1つ前の起動は -b -1 で指せる。
違う選択肢
「journalctl -b 1」… 正の数は journal の先頭から古い順に数える。1 は journal に残っている中で最も古い起動を指し、1つ前の起動ではない。符号を付け忘れると、まったく別の日の起動を見ることになる。
「journalctl -b 0」… 0 は末尾から数えた最後の起動、つまりいまの起動を指す。-b だけを付けたときと同じ結果になる。
「journalctl -b all」… all は、それより前に付けた -b の絞り込みを打ち消す特別な値で、すべての起動のメッセージが出る。
押さえどころ
どの起動が journal に残っているかは journalctl --list-boots で一覧でき、今回を 0 として前の起動が -1・-2 と並ぶ。前の起動のメッセージを読めるのは、systemd の journal が既定で /var/log/journal/ に保存されているからで、起動しなくなったマシンでは別の媒体で起動してその置き場を -D で指定して読む。