応用情報技術者試験 科目A 問題集

応用情報技術者試験(AP)科目A(旧 午前)対策応用情報技術者試験シラバス Ver.7.2・試験要綱 Ver.5.6 準拠

応用情報技術者試験 科目Aの日本語問題集。全180問に解説つき。

応用情報技術者試験 科目A 無料問題 2 / 10 ・ 分野2: コンピュータシステム

ページ枠が4つある仮想記憶で、ページ置換えに LRU 方式を使う。ページ枠は最初すべて空で、ページが C、A、F、C、F、B、C、A、C、D、E の順に参照される。最後の参照が終わったとき、ページ枠にあるページの組合せはどれか。

  1. A、C、D、E
  2. A、C、E、F
  3. A、B、E、F
  4. B、D、E、F
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正解: A

正解の理由
C、A、F、B の順に読み込んだ時点で4つの枠が埋まる(途中の C と F は枠にあるので置換えは起きない)。続く C、A、C も枠にある。D を参照するとき、最後の参照が最も古いのは F(5番目の参照)なので、F を追い出して D を入れる。E を参照するときは、C(9番目)・A(8番目)・B(6番目)・D(10番目)のうち B が最も古いので、B を追い出して E を入れる。枠に残るのは A、C、D、E である。

違う選択肢
「B、D、E、F」… 読み込んだ時刻の古い順に追い出す FIFO の結果である。FIFO では D のときに最初に読み込んだ C を、E のときに A を追い出す。C と A は直前によく参照されているが、FIFO は参照の新しさを見ない。
「A、B、E、F」… 最後に参照したページを追い出すとした結果で、D のときに直前の C を、E のときに直前の D を追い出す。LRU は、最後に参照してから最も長く経ったページを追い出す。
「A、C、E、F」… 参照回数の最も少ないページを追い出す LFU の結果である。LFU では D のときに参照が1回の B を、E のときに参照が1回の D を追い出す。回数ではなく、最後の参照の時刻で選ぶのが LRU である。

押さえどころ
LRU 方式は、最近参照されたページはまた参照されやすいという性質を使う。トレースでは、枠ごとに「最後に参照された順番」を書き添えて、置換えのたびに最も古いものを選ぶと間違えにくい。

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