Professional Cloud Architect(Google Cloud) 無料問題 2 / 10 ・ 分野1: クラウド ソリューション アーキテクチャの設計と計画
us-central1 に置いた Web アプリケーションの前に外部アプリケーション ロードバランサを置いた。ドイツの利用者がロードバランサの IP アドレスに ping を打つと、往復は約 1 ミリ秒だった。Optimize application latency with load balancing のページに照らして、この結果の読み方として正しいものはどれか。
- リージョンの中で転送を行う方式なので、この値がアプリケーションまでの遅延になる
- GFE が TCP を終端するので、TTFB も ping と同じく GFE までの値になる
- 最寄りの Google の GFE までの値で、アプリまでの実際の遅延は TTFB で測る
- 1 ミリ秒は最寄りの GFE までの値で、アプリまでの遅延は VM に ping を打てば測れる
正解と解説を見る
正解: C
正解の理由
ページは、外部アプリケーション ロードバランサでは、Google のグローバル ネットワークの端にある GFE(Google Front End)が TCP のセッションを終端してトラフィックを中継すると書く。ロードバランサに ping を打つと 1 ミリ秒強になるのは、利用者と同じ都市にある最寄りの GFE までの往復だからで、us-central1 のアプリケーションに届くまでの実際の遅延ではない。アプリケーションの通信(HTTP)と違うプロトコル(ICMP)の実験は誤解を招くので、curl で TTFB(最初のバイトまでの時間)を測る。ページの例では TTFB は 123 ミリ秒だった。
違う選択肢
「GFE が TCP を終端するので、TTFB も ping と同じく GFE までの値になる」… ページは、アプリケーションまでの遅延は curl で TTFB(最初のバイトまでの時間)を測るよう書き、ロードバランサを置いた構成の TTFB は 123 ミリ秒だった。ping の 1 ミリ秒とは違い、TTFB は us-central1 のアプリケーションからの応答までを含んでいる。
「1 ミリ秒は最寄りの GFE までの値で、アプリまでの遅延は VM に ping を打てば測れる」… ページは、アプリケーションの通信(HTTP)と違うプロトコル(ICMP)の実験は誤解を招くとし、利用者の遅延は TTFB で測るよう書く。ロードバランサを置かない構成でも、VM への ping は 110 ミリ秒、TTFB は 230 ミリ秒で、ping は実際の応答の遅延と一致しない。
「リージョンの中で転送を行う方式なので、この値がアプリケーションまでの遅延になる」… リージョンの中で変更せずに転送するのは外部パススルー ネットワーク ロードバランサの説明である。外部アプリケーション ロードバランサは端の GFE でセッションを終端するので、この 1 ミリ秒は GFE までの往復で、アプリケーションまでの遅延ではない。
押さえどころ
外部アプリケーション ロードバランサは、大きなファイルでも往復の回数が減り、SSL オフロードで TLS ハンドシェイクの追加の遅延を大きく下げ、利用者側のセッションを HTTP/2 に自動で上げられる。アプリケーションの近くにいる利用者は、最初の要求の改善をほぼ感じない。
Professional Cloud Architect(Google Cloud)の演習アプリ(無料10問・全問は解錠で)へ