Professional Cloud Architect(Google Cloud) 無料問題 8 / 10 ・ 分野4: 技術プロセスやビジネス プロセスの分析と改善
Cymbal Retail の事例では、既存の環境の課題として「手作業のプロセスに時間がかかり、間違いが発生しやすい」ことが挙がっている。変更管理を見直したところ、本番へ入れた変更で問題が出たときに元の状態へ戻す手段が用意されておらず、利用者を新しい環境へ移す段取りも毎回その場で決めていた。Automate and manage change のページが挙げる変更管理の基礎の要素のうち、この状況で整えるべきものはどれか。
- リスク評価(Risk assessment)
- 統制下のデプロイ(Controlled deployment)
- 変更のガバナンス(Change governance)
- テストと検証の実施(Testing and validation)
正解と解説を見る
正解: B
正解の理由
ページは、効果的な変更管理と自動化の基礎の要素を4つ挙げる。変更のガバナンス(承認の手順と連絡の計画を含む方針と手続き)、リスク評価(変更に伴うリスクを特定し、リスク管理の手法で軽減する)、テストと検証(機能と性能の要件を満たし、後退を抑えるよう十分にテストする)、統制下のデプロイである。統制下のデプロイ(Controlled deployment)は、変更を制御された形で入れ、利用者を新しい環境へ滑らかに移し、必要なら滑らかにロールバックできる仕組みを持つ要素で、元へ戻す手段が無く切り替えが場当たりという状況は、この要素が欠けている。
違う選択肢
「変更のガバナンス(Change governance)」… ページは変更のガバナンスを、承認の手順と連絡の計画を含む、変更管理の明確な方針と手続きを定める要素とする。変更をどう承認しどう知らせるかの決まりで、本番へ入れた変更を元へ戻す仕組みや、利用者を新しい環境へ移す段取りそのものではない。
「リスク評価(Risk assessment)」… ページはリスク評価を、変更に伴う潜在的なリスクを特定し、リスク管理の手法で軽減する要素とする。変更の前にリスクを洗い出す働きで、入れた後に問題が出たときに戻す仕組みを持つことは、別の要素の中身である。
「テストと検証の実施(Testing and validation)」… ページはテストと検証を、変更が機能と性能の要件を満たし、起こりうる後退(regression)を抑えるよう十分にテストする要素とする。問題を入れる前に見つける働きで、本番で問題が出たときに滑らかに戻す仕組みは、統制下のデプロイに含まれる。
押さえどころ
ページは、この4つの要素が変更の影響を小さくし、変更が事業の運営によい効果を持つようにすると書き、運用の準備の重点領域のうちプロセス・道具・ガバナンスに当たるとする。手作業の多さに対しては、同じページが CI/CD パイプライン(Cloud Build と Cloud Deploy)、構成管理の道具、テストの自動化も勧めている。Cloud Deploy はブルーグリーン デプロイ、トラフィックの分割、ロールバックの機能を持つ。
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