Salesforce 認定 Platform Data アーキテクト 無料問題 7 / 10 ・ 分野4: データガバナンス
GDPR に沿う設計で、ある顧客から「自分に関わるレコードと個人データを消してほしい」という申し出を受けた。消す処理は後で別の仕組みが行うので、まずはこの申し出を Salesforce に記録しておきたい。Spring '23 の Individual オブジェクトで、この希望を記録する項目として合うものはどれか。
- 取引先責任者を削除してごみ箱に入れ、そのことで申し出を受けた記録とする
- HasOptedOutProcessing を true にして、個人データの処理を望まないことを記録する
- ShouldForget を true にして、データの消去を望む意思として記録する
- HasOptedOutSolicit を true にして、今後の勧誘を断る希望を記録する
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正解: C
正解の理由
Object Reference 242.0 の Individual は、顧客のデータプライバシーと保護の希望を表すオブジェクトで、リード・取引先責任者・個人取引先・ユーザーに関連付く。項目 ShouldForget の説明は「Preference to delete records and personal data related to this customer」で、この顧客に関わるレコードと個人データを消してほしいという希望を表す。申し出を受けたらまずこの項目で記録し、消す処理はその値を見て別に行う。
違う選択肢
「HasOptedOutProcessing を true にして、個人データの処理を望まないことを記録する」… HasOptedOutProcessing は、個人データの処理(集めること・保存すること・共有すること)を望まないという希望である。処理を止めてほしいことと、レコードと個人データを消してほしいことは別の希望で、消去の希望には専用の項目がある。
「HasOptedOutSolicit を true にして、今後の勧誘を断る希望を記録する」… HasOptedOutSolicit は、製品やサービスの勧誘を望まないという希望である。勧誘をやめても、レコードと個人データは残る。消してほしいという申し出は、この項目では表せない。
「取引先責任者を削除してごみ箱に入れ、そのことで申し出を受けた記録とする」… 問いは、消す処理の前に申し出を記録しておくことである。取引先責任者を削除しても、データプライバシーのレコード(Individual)に希望が残らず、ほかの関連するレコードの扱いも決まらない。
押さえどころ
Individual の項目は、希望を記録するものであって、それ自体が処理を止めたり消したりするのではない。どの希望かは項目の説明で分かれる。処理しない・勧誘しない・消す・書き出すを取り違えない。