AWS Certified AI Practitioner 無料問題 8 / 10 ・ 分野4: 責任ある AI に関するガイドライン
問い合わせ窓口に生成 AI のアシスタントを入れる。利用者が自分で関わり方を決められるよう、AI が応答していること、回答にどんなデータを使っているか、どんな統制を入れているかを画面に示すことにした。Generative AI Lens の責任ある AI の次元で、この対応に当たるものはどれか。
- 透明性
- 安全性
- 説明可能性
- 制御可能性
正解と解説を見る
正解: A
正解の理由
Generative AI Lens は、透明性(Transparency)を「AI システムとの関わり方について、ステークホルダーが十分な情報をもとに選べるようにすること」と定義している。節の説明では、成功している組織は AI をいつどのように使っているか、どのデータが判断に使われるか、どんな統制があるかを明確に伝えており、それが利用者の信頼を高めて利用を広げると書かれている。設問の画面表示はこの取り組みにあたる。
違う選択肢
「制御可能性」… 制御可能性は、AI システムの振る舞いを監視し舵を取る仕組みを持つ次元で、節の説明は性能の指標・利用者のフィードバック・出力の監視や、必要なときに AI を調整・停止する手順である。利用者への開示ではない。
「説明可能性」… 説明可能性は、システムの出力を理解し評価する次元で、節の例は資産運用の AI アドバイザーが推奨の理由を顧客や規制当局に説明できることである。AI を使っていること、使うデータ、入れている統制を利用者に開示する取り組みは、透明性の説明に書かれている。
「安全性」… 安全性は、有害なシステムの出力や悪用を減らす次元で、節の説明はコンテンツのフィルタリング・出力の検証・想定外のケースのエスカレーションの経路である。
似た次元との違い
説明可能性は「システムの出力を理解し評価すること(判断の理由を伝える)」、透明性は「利用者が関わり方を選べるよう、AI の能力と限界を開示すること」と分けて覚える。試験ガイド 4.2.4 の「AI の意思決定の透明性」も、この次元の考え方につながる。