FP技能検定2級 学科 問題集

ファイナンシャル・プランニング技能検定2級(学科試験)対策2026年4月1日現在施行の法令に準拠(2026年6月〜2027年5月のCBT試験の法令基準日)

FP技能検定2級 学科の日本語問題集。全180問に解説つき。

FP技能検定2級 学科 無料問題 5 / 10 ・ 分野3: 金融資産運用

米国の上場株式を1株50米ドルで購入した。購入時の為替レートは1米ドル=150円だった。1年後、株価は55米ドルに上がり、為替レートは1米ドル=135円になった。このとき売却したとすると、円で見た収益率はいくらか。配当・税金・手数料と為替の売買の差(TTSとTTB)は考えない。

  1. +10.0%
  2. −1.0%
  3. 0.0%
  4. −10.0%
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正解: B

正解の理由
購入時の円の額は50米ドル × 150円 = 7,500円、売却時は55米ドル × 135円 = 7,425円である。収益率は(7,425 − 7,500)÷ 7,500 × 100 = −1.0%になる。外国株式を円で見たときの収益は、現地の通貨で見た株価の動きと、為替レートの動きの両方で決まる。株価が上がっていても、それ以上に円高が進むと、円に戻したときに損失になることがある。日本FP協会の試験科目及びその範囲(2級)は、外貨建商品の項目に「外国株式のリスク及び投資手法」を挙げている。

違う選択肢
「+10.0%」… 米ドル建ての株価の上昇率(50米ドル→55米ドル)だけを見た値である。円で見るには、為替レートが150円から135円へ円高になった影響も入れる。
「−10.0%」… 為替レートの変化(150円→135円)だけを見た値である。株価は米ドル建てで10%上がっているので、その分も入れて円に換算する。
「0.0%」… 株価の上昇(+10%)と為替の円高(−10%)がちょうど打ち消し合うとした値である。収益率は足し算ではなく掛け算で効くので、1.10 × 0.90 = 0.99となり、わずかにマイナスになる。

押さえどころ
円で見た収益率は「(1 + 現地通貨での収益率)×(1 + 為替の変化率)− 1」で、二つの変化率を単純に足すのではない。円安は円で見た収益を押し上げ、円高は押し下げる(為替変動リスク)。

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