G検定(ジェネラリスト検定) 問題集

JDLA G検定(ジェネラリスト検定)対策公式シラバス2024 第1.4版(2026年5月11日)準拠

G検定(ジェネラリスト検定)の日本語問題集。全180問に解説つき。

G検定(ジェネラリスト検定) 無料問題 9 / 10 ・ 分野9: AIに関する法律と契約

著作権法第2条第1項第1号は「著作物」を定義する。この定義に照らして、著作物にあたる見込みが最も高いものはどれか。

  1. 人が短い指示を1行入れ、AI が描いた風景の絵
  2. ある日の各地の気温を測って並べた、観測の値の一覧
  3. 人が構図や色や筆の運びを自分で選んで描いた風景の絵
  4. 同じ種類の部品の、どこにでもある形をそのまま写した図面の線
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正解: C

正解の理由
第2条第1項第1号は、著作物を「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」と定める。人が構図・色・筆の運びを選んで描いた絵は、その人の思想や感情を創作的に表現したもので、美術の範囲に属する。著作物にあたるには、思想又は感情・創作性・表現・文芸などの範囲、の要件をすべて満たす必要がある。

違う選択肢
「ある日の各地の気温を測って並べた、観測の値の一覧」… 測った値そのものは事実で、思想又は感情の表現ではない。値の一覧は、それだけでは著作物にあたらない。
「人が短い指示を1行入れ、AI が描いた風景の絵」… AI が自動で作ったものは、人の思想又は感情を創作的に表現したものといえないことが多い。人が創作の意図をもち、表現に創作的な寄与をした場合は、その人の著作物になりうる。
「同じ種類の部品の、どこにでもある形をそのまま写した図面の線」… どこにでもある形をそのまま写した線は、創作性に欠け、著作物にあたりにくい。

押さえどころ
AI を道具として使った場合でも、人が何を表現するかを決め、表現に創作的に関わっていれば、その人の著作物になりうる。指示の長さだけでは決まらず、どれだけ人が表現を選んだかで見る。

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