ITパスポート試験 無料問題 3 / 10 ・ 分野1: ストラテジ系
生産計画をもとに、製品を作るのに必要な部品や材料の量と、それらを手配する時期を計算して管理する手法として適切なものはどれか。
- MRP
- JIT
- FMS
- CAD
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正解: A
正解の理由
シラバスはエンジニアリングシステムの用語例に「MRP(Material Requirements Planning:資材所要量計画)」を挙げている。いつ何をいくつ作るかという生産計画から、製品を構成する部品や材料の必要な量を割り出し、在庫と照らして手配の量と時期を決める手法である。シラバスは、生産管理や在庫管理の効率化をエンジニアリング分野における IT 活用の意義に挙げている。
違う選択肢
「JIT」… JIT(Just In Time:ジャストインタイム)は、必要なものを、必要なときに、必要な量だけ作る生産方式で、かんばん方式と結び付けて使われる。部品の必要量と手配の時期を生産計画から計算する手法そのものではない。
「FMS」… FMS(Flexible Manufacturing System:フレキシブル生産システム)は、工作機械や搬送装置をコンピュータで制御し、多品種の製品を自動で柔軟に作れるようにした生産の仕組みである。資材の量と時期の計算とは役割が違う。
「CAD」… CAD(Computer Aided Design)は、コンピュータを使って製品の設計や製図を行う仕組みで、シラバスは代表的なエンジニアリングシステムとして挙げている。資材の手配の計算を行うものではない。
押さえどころ
シラバスは同じ用語例に、JIT・FMS・MRP・リーン生産方式・かんばん方式・コンカレントエンジニアリングを並べている。「何を計算・管理するか」(MRP=資材の量と時期)と「どう作るか」(JIT・FMS=生産のやり方)で見分ける。