ITパスポート試験 問題集

情報処理技術者試験 ITパスポート試験(IP)対策公式シラバス Ver.6.5(2026年1月8日掲載)・試験要綱 Ver.5.6 準拠

ITパスポート試験の日本語問題集。全180問に解説つき。

ITパスポート試験 無料問題 9 / 10 ・ 分野3: テクノロジ系

カフェで、店の名前に似た名前の、暗号化されていない無線 LAN に接続した。実はその無線 LAN は攻撃者が用意したもので、利用者と Web サイトの間の通信を攻撃者の機器が中継し、途中で内容を盗み見たり書き換えたりしていた。IT パスポート試験のシラバスが攻撃手法の用語例に挙げる語のうち、この攻撃にあたるものはどれか。

  1. セッションハイジャック
  2. 中間者攻撃
  3. 第三者中継(オープンリレー)
  4. DNS キャッシュポイズニング
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正解: B

正解の理由
総務省の国民のためのサイバーセキュリティサイトの用語集は、中間者攻撃を、通信を行っている当事者間に悪意を持った第三者が割り込み、不正を行う攻撃とし、英語で Man-in-the-Middle 攻撃とも表記するとしている。利用者と Web サイトの間に攻撃者の機器が入り込み、通信を中継しながら盗み見や改ざんを行うこの手口は、中間者攻撃にあたる。

違う選択肢
「第三者中継(オープンリレー)」… 第三者中継(オープンリレー)は、メールの中継の機能にかかわる語である。メールの仕様(RFC 5321)は、任意のサイトを通した中継の機能が、メールの本当の送り元を隠す目的で悪用されてきたとし、中継の機能を知られた送り元に限るサイトがあるとしている。問いの手口はメールの中継ではなく、利用者と Web サイトの間の通信に割り込んでいる。
「DNS キャッシュポイズニング」… 用語集は、DNS キャッシュポイズニングを、DNS サーバに偽の情報を覚えさせて、利用者を意図しない別のサーバに誘導する攻撃としている。問いの手口は偽の無線 LAN に接続させて通信に割り込むもので、名前解決の情報を偽ってはいない。
「セッションハイジャック」… 用語集は、セッションハイジャックを、パソコンと Web サーバとの間の通信を利用者以外の者が乗っ取り、本来の利用者になり代わって通信する攻撃としている。問いでは攻撃者が利用者になり代わるのではなく、両者の間で中継しながら盗み見と書換えをしている。

押さえどころ
偽の無線 LAN による中間者攻撃への備えは、提供者が確かでない無線 LAN につながないこと、通信を HTTPS や VPN で暗号化することである。シラバスは攻撃手法の用語例に、中間者(Man-in-the-middle)攻撃、第三者中継(オープンリレー)、DNS キャッシュポイズニング、セッションハイジャックを並べている。

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