管理業務主任者試験 問題集

管理業務主任者試験 対策令和8年度試験(2026年4月1日現在施行の法令等)対応

管理業務主任者試験の日本語問題集。全180問に解説つき。

管理業務主任者試験 無料問題 1 / 10 ・ 分野1: 管理事務の委託契約に関すること

標準管理委託契約書第9条(緊急時の業務)の内容として、適切なものはどれか。

  1. 承認の余裕がない緊急の業務は承認なしで行い、速やかに書面で管理組合に内容と費用を通知する
  2. 緊急の業務の内容と費用は、事業年度終了後に行う管理事務の報告の中でまとめて管理組合に知らせる
  3. 緊急時にやむを得ず支出した費用は、管理業者の責めによる事故の場合でも管理組合が支払う
  4. 緊急の業務であっても、実施する前には管理組合の承認を受けてから行わなければならない
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正解: A

正解の理由
第9条第1項は、管理業者は、地震・台風などの災害や火災・漏水などの事故等の事由により、管理組合のために緊急に行う必要がある業務で、管理組合の承認を受ける時間的な余裕がないものは、承認を受けないで実施でき、この場合は速やかに、書面をもって、業務の内容と実施に要した費用の額を通知しなければならないと定める。第2項は、やむを得ず支出した費用を管理組合が速やかに支払うとし、管理業者の責めによる事故等の場合を除いている。

違う選択肢
「緊急の業務であっても、実施する前には管理組合の承認を受けてから行わなければならない」… 第9条第1項は、緊急に行う必要がある業務で、管理組合の承認を受ける時間的な余裕がないものについては、承認を受けないで実施することができるとしている。
「緊急時にやむを得ず支出した費用は、管理業者の責めによる事故の場合でも管理組合が支払う」… 第9条第2項ただし書は、管理業者の責めによる事故等の場合は、管理組合が費用を支払う義務の対象外としている。
「緊急の業務の内容と費用は、事業年度終了後に行う管理事務の報告の中でまとめて管理組合に知らせる」… 第9条第1項後段は、速やかに、書面をもって、その業務の内容及びその実施に要した費用の額を管理組合に通知しなければならないとしている。年度の報告を待つのではない。

押さえどころ
コメント第9条関係①は、ここでいう災害又は事故等を、事前に発生を予測することが極めて困難なものとしている。緊急時には専有部分等にも立ち入ることができ、事後速やかに管理組合と当該組合員等に報告する(第14条第3項)。免責されるには、第19条などの条項に当たるほか善管注意義務を果たしている必要がある(コメント第5条関係)。

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