管理業務主任者試験 無料問題 4 / 10 ・ 分野3: 建物及び附属施設の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること
長期修繕計画作成ガイドラインが示す、長期修繕計画の見直しに関する記述として、適切なものはどれか。
- 大規模修繕工事の中間で単独で見直すときも、詳細な調査・診断を行う
- 修繕積立金の額は、長期修繕計画の見直しとは切り離して見直す
- 見直しは10年程度ごとに、調査・診断の結果に基づいて行う
- 見直しには1〜2年ほどかかるので、見直しそのものも計画的に進める
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正解: D
正解の理由
第3章第1節10は、長期修繕計画は建物及び設備の劣化の状況、社会的環境及び生活様式の変化、新たな材料・工法等の開発、運用益・金利・物価・工事費価格・消費税率等の変動という不確定な事項を含むので、5年程度ごとに調査・診断を行い、その結果に基づいて見直すことが必要とし、「見直しには一定の期間(おおむね1~2年)を要することから、見直しについても計画的に行う必要があります」としている。
違う選択肢
「見直しは10年程度ごとに、調査・診断の結果に基づいて行う」… 第3章第1節10は「5年程度ごとに調査・診断を行い、その結果に基づいて見直すことが必要」としている。10年程度では、劣化の状況や物価・工事費の変動が計画に反映されるのが遅れる。
「修繕積立金の額は、長期修繕計画の見直しとは切り離して見直す」… 第3章第1節10は「長期修繕計画の見直しと併せて、修繕積立金の額も見直します」としている。見直しで推定修繕工事費の累計額が増えれば、必要な積立金の額も変わるので、切り離さない。
「大規模修繕工事の中間で単独で見直すときも、詳細な調査・診断を行う」… コメントは、大規模修繕工事の中間の時期に単独で行う場合は「目視等による簡易な調査・診断」を行い、直前又は直後に行う場合はその基本計画のための詳細な調査・診断の結果によるとしている。
押さえどころ
見直しの時期は、大規模修繕工事の直前又は直後とその中間程度になる(コメント)。新築後15年目以降の見直しでは、当初30年の計画に入っていなかった給排水管の取替えなどの計上が必要になる場合があり、それに伴って修繕積立金の額の見直しも必要になる。