管理業務主任者試験 問題集

管理業務主任者試験 対策令和8年度試験(2026年4月1日現在施行の法令等)対応

管理業務主任者試験の日本語問題集。全180問に解説つき。

管理業務主任者試験 無料問題 5 / 10 ・ 分野3: 建物及び附属施設の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること

マンションの乗用エレベーターに設けなければならない安全装置として、建築基準法施行令第129条の10第3項に照らして正しいものはどれか。

  1. 停電の場合に、かごを最寄りの階まで動かして戸を開く装置
  2. 積載荷重の1.5倍を超える荷重で警報を発し、戸が閉じないようにする装置
  3. 地震の加速度を検知し、かごを戸の位置に止め戸を開けられるようにする装置
  4. 停電の場合にも、かご内の床面で10ルクス以上の照度を確保できる照明装置
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正解: C

正解の理由
第3項第2号は、「地震その他の衝撃により生じた国土交通大臣が定める加速度を検知し、自動的に、かごを昇降路の出入口の戸の位置に停止させ、かつ、当該かごの出入口の戸及び昇降路の出入口の戸を開き、又はかご内の人がこれらの戸を開くことができることとする装置」を設けなければならないとしている。地震のときに利用者がかごに閉じ込められないようにするためである。

違う選択肢
「停電の場合にも、かご内の床面で10ルクス以上の照度を確保できる照明装置」… 第3項第4号ロの照明装置は、停電の場合においても床面で「一ルクス以上」の照度を確保することができるものである。10ルクスではない。
「積載荷重の1.5倍を超える荷重で警報を発し、戸が閉じないようにする装置」… 第3項第4号イの装置は、積載荷重に「一・一」を乗じて得た数値を超えた荷重が作用した場合に、警報を発し、出入口の戸の閉鎖を自動的に制止するものである。1.5倍ではない。
「停電の場合に、かごを最寄りの階まで動かして戸を開く装置」… 停電等の非常の場合について第3項第3号が求めるのは、かご内からかご外に連絡することができる装置である。停電時にかごを最寄り階まで動かす装置は、この条の列挙に無い。

押さえどころ
第3項は、制動装置(第1項・第2項)のほかに、戸が閉じる前にかごが動いた場合等に自動的に制止する装置(第1号)、地震時の装置(第2号)、非常時の連絡装置(第3号)、乗用・寝台用の過荷重の警報と停電時の照明(第4号)を求める。長期修繕計画作成ガイドラインの修繕周期の例では、昇降機は補修12〜15年・取替26〜30年程度とされている。

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