社会保険労務士試験 問題集

社会保険労務士試験 対策(選択式・択一式)2026年9月25日現在施行の法令(e-Gov)に準拠

社会保険労務士試験の日本語問題集。全272問に解説つき。

社会保険労務士試験 無料問題 9 / 10 ・ 分野9: 厚生年金保険法

厚生年金保険法第1条(この法律の目的)に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. 労働者の老齢・障害・死亡に加えて、疾病と出産についても保険給付を行うことを目的とする
  2. 労働者の老齢・障害・死亡について保険給付を行うが、遺族の生活の安定は目的に挙げていない
  3. 国民の老齢・障害又は死亡について保険給付を行い、国民の生活の安定がそこなわれることを防止し、福祉を増進する
  4. 労働者の老齢・障害又は死亡について保険給付を行い、労働者及びその遺族の生活の安定と福祉の向上に寄与する
正解と解説を見る

正解: D

正解の理由
第1条は「この法律は、労働者の老齢、障害又は死亡について保険給付を行い、労働者及びその遺族の生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的とする」と定める。事故は老齢・障害・死亡の3つで、生活の安定の対象は労働者と遺族である。

違う選択肢
「労働者の老齢・障害・死亡に加えて、疾病と出産についても保険給付を行うことを目的とする」… 第1条が挙げる事故は「老齢、障害又は死亡」の3つ。疾病や出産は健康保険法第1条の事故で、厚生年金保険の目的には入っていない。
「国民の老齢・障害又は死亡について保険給付を行い、国民の生活の安定がそこなわれることを防止し、福祉を増進する」… 第1条は対象を「労働者」とし、結びを「労働者及びその遺族の生活の安定と福祉の向上に寄与する」とする。国民全体を対象にした言い方ではない。
「労働者の老齢・障害・死亡について保険給付を行うが、遺族の生活の安定は目的に挙げていない」… 第1条の結びは「労働者及びその遺族の生活の安定と福祉の向上に寄与する」。遺族も目的の中に書かれており、遺族厚生年金はこの目的から出てくる給付である。

押さえどころ
事故の数で法律を見分ける。健康保険は「疾病・負傷・死亡・出産」、厚生年金保険は「老齢・障害・死亡」。厚生年金保険の目的には「遺族」が入る。

社会保険労務士試験の演習アプリ(無料10問・全問は解錠で)へ

問題集(note)を見る