登録販売者試験 無料問題 9 / 10 ・ 分野5: 医薬品の適正使用・安全対策
添付文書の「保管及び取扱い上の注意」について、手引きの記述に合うものはどれか。
- 錠剤やカプセル剤は、室温との急な温度差で湿気を帯びるおそれがあり、冷蔵庫保管は不適当である
- シロップ剤は変質しにくいため、開封後も冷蔵庫に入れず室温で保管するのが望ましい
- 小児の誤飲を防ぐため、病人の枕元など、家族の大人の目が届きやすい場所に置くよう記載されている
- 品質を保つため、旅行などで持ち出すときは乾燥剤を入れた別の容器に移し替えるよう記載されている
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正解: A
正解の理由
医薬品は、適切な保管がなされないと化学変化や雑菌の繁殖等を生じることがある。特にシロップ剤などは変質しやすいため開封後は冷蔵庫内に保管されるのが望ましいとされる一方、錠剤、カプセル剤、散剤等では、取り出したときに室温との急な温度差で湿気を帯びるおそれがあるため、冷蔵庫内での保管は不適当である。
違う選択肢
「シロップ剤は変質しにくいため、開封後も冷蔵庫に入れず室温で保管するのが望ましい」… 手引きは、シロップ剤などは変質しやすいため、開封後は冷蔵庫内に保管されるのが望ましいとされていると書いている。
「品質を保つため、旅行などで持ち出すときは乾燥剤を入れた別の容器に移し替えるよう記載されている」… 添付文書には「他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わる)」と記載される。別の容器へ移し替えると中身が分からなくなって誤用の原因となったり、容器が湿っていたり汚れていた場合に品質が保てなくなるおそれがある。
「小児の誤飲を防ぐため、病人の枕元など、家族の大人の目が届きやすい場所に置くよう記載されている」… 手引きは、小児が容易に手に取れる場所(病人の枕元など)や、手が届かないと思っても小児の目につくところに医薬品が置かれていた場合に、誤飲事故が多く報告されていると書いている。添付文書には「小児の手の届かないところに保管すること」と記載される。
押さえどころ
保管及び取扱い上の注意の主なもの: 直射日光の当たらない涼しい場所に保管、小児の手の届かないところに保管(誤飲事故)、他の容器に入れ替えない(誤用・品質)、他の人と共用しない(点眼薬)。エアゾール製品等の消防法・高圧ガス保安法に基づく注意も、この項に記載される。